現在20代後半、昨年に結婚した子持ちの主婦です。
毎日の子育ては大変ですが、とても充実した日々を送っています。

何気ない幸せをかみしめる今日この頃ですが、結婚前の私はというと、それはもうとんでもないほどの「しくじり女」でした。

自分のことを好きかどうかわからない男性の一挙手一投足に注目しては自分に好意を抱いてくれているか否かと悩みに悩んだり、恋愛について書かれたネット記事を検索しまくったり、婚活パーティーで知り合った男性とやっとのことで交際をはじめたかと思うと、気がつけばその男性にたくさんのお金を貢ぎ、結果好き放題に振り回されていたりともう散々。

そんな私は5年ほど前の「しくじり」期間中に、あることにハマっていました。
名前、生年月日、生まれた時間を入力。そう、占いです。
いつもはネットの無料占いで楽しんでいたのですが、どれもこれも誰にでも当てはまるような無難な内容で、いまひとつ満足できていませんでした。満足できなかった理由の一つとしては、巧みな文章や話術で人の心を操るテクニックが存在することを私が心理学専攻で知っていたこともあるかもしれません。

ある友人とランチをしていたときのことでした。占いを楽しんではいるが、いまいち満足はできていないという旨の話をしたことを覚えています。
すると、友人が「なんかすごい占いの人がいるらしいよ」と。私は食いつきました。「行く?」と言われた瞬間ふたつ返事で「行く!」と即答しました。
何かを変えたい、何かが変わるのではないか、と期待に胸を膨らませた自分がそこにはいました。

予約の電話を入れ、迎えた当日。テナントビルの入り口にある掃除用具入れほどのスペースにその占いの館はありました。相談内容はもちろん恋愛について。当時好きだった人との関係について占ってもらうことにしました。結果は、すごく当たっていました。過去や現在、そして今考えると未来のことも。ちなみにその当時の好きな人とは、うまくいかない、との答えでした。それを聞いた私は「ふーん、そうなのか」と思い、その後の生活でも上手くいかないのならもう頑張らなくていいや、くらいの気持ちで過ごしました。当たり前ですが、その好きだった人とは自分が思い描いていたような恋愛はできませんでした。

そして、私はその後の2年ほどもしくじり続け、疲れ切っていました。もう恋愛はこりごりだと思っていたほどです。再び、人生に一筋の光を求めて、友人からすすめられていた以前とは別の占いに行くことにしました。
そこの占いでは、「あんたは平成●年までは何をやってもうまくいかない、平成●年からはなんでもうまくいく」と言われ、愕然としました。何をやってもうまくいかない、その言葉にただただショックを受けたのです。
しかし、その直後に占いの人から言われた言葉で私の人生は変わったと言っても過言ではありません。その言葉とは以下のようなものでした。

「あんたがこの良くない運勢を変えようと思ったらいくらでも変えられるよ。あんたが変えなくちゃ誰が変えるの。じぶんで運命は切り開かなくちゃ。そのためにここにきたんでしょう」

じぶんの心の中にするすると入ってきたこの言葉に私は感動を覚えました。

「そうか、変えるのは自分しかいないのか」と。

ここの占いでも、その時好きかどうかわからない人について尋ねていました。反応はこれまた微妙。
しかし、変えるのは自分。
根拠のない自信が、自分の中に湧き上がってきたことを今でも覚えています。

そして、この時の好きな人というのが今の旦那です。

旦那に喜んでもらいたい、の一心で色々頑張りました。
旦那との恋人期間には、甘い夢物語のようなことばかりではなく、キツイと思えるようなことも勿論ありました。けれど、お互いに理解し歩み寄ろうと精一杯努力してきました。

それまでの私であれば、自分は一切努力せず、幸せはどこかに落ちていないかと指をくわえて待ち、またさまよい歩いていただろうという気がします。

占いに行っただけでは、何も変わらないということ。
変えるのは、あくまでも自分。自分の人生は自分自身が責任を持って舵取りし、楽しんでいくものだと学びました。

Post Author: amalhqtr